公園通り歯科クリニック
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歯髄細胞バンクについて

●当院は歯髄細胞バンクの登録医院です●

 ■抜歯した乳歯や親知らずがお子様やあなたの未来を守ります■

 歯科医院で抜歯した乳歯や親知らずを歯髄細胞バンクに預けることが出来ます。
 当院は、広島県内初の歯髄細胞バンクの登録医院です。(2014年1月現在)
 お子様やあなたの将来を守るために歯髄細胞バンクへ乳歯や親知らずを預けて
 みてはいかがでしょうか。
 将来、再生医療による治療が必要となった時に役立ちます。
 ご不明な点など、スタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。


歯髄細胞バンク認定証


●再生医療について●

 再生医療とは、ケガや病気で冒された組織や臓器を自分自身の幹細胞
 を使って元通りの形や機能を再生する最先端の医療技術です。もともと
 自分自身を修復再生する能力を持っています。その能力の元になるのが
 「幹細胞(細胞のタネ)」で、幹細胞のおかげで多少の切り傷や火傷などの
 ケガや病気は自己修復することが可能です。しかし、幹細胞は老化ととも
 に激減します。よって、小児のケガや病気は治りやすいのに対して、加齢
 と共にケガや病気は治りづらくなるのです。

 再生医療のキーワードは「幹細胞」です。骨髄バンクや臍帯血バンクで
 知られる骨髄細胞や臍帯血にも存在しますが、骨髄細胞を採取するの
 は身体に大変負担となり、臍帯血は出産時にしか採取チャンスがありま
 せん。そこで我々は、歯科治療などで抜いた(抜けた)「親知らず」や「乳
 歯」に含まれる歯の神経(歯髄細胞)に着目し、歯髄細胞が再生医療の
 材料として理想的な細胞ソースであることを明らかとしました。



平成21年6月25日に文部科学省が公表したiPS細胞を用いた臨床研究の見通し

主な疾患 患者で初めて治療を試みる 臨床研究の時期
加齢黄斑変性症 5年以内
心筋梗塞 5〜7年程度
火傷等で痛んだ目 7年以内
網膜色素変性症 7年以内
脊髄損傷・パーキンソン病 7年後以降
白血病・再生不良性貧血 7年後以降
肝不全・腎不全・糖尿病 10年後以降
筋ジストロフィー 10年後以降


歯髄細胞が細胞バンクに適している理由

細胞バンクに適した条件 歯髄細胞の特徴
容易(低侵襲)に採取できること 容易に採取可能
採取チャンスが多いこと 性別・年齢問わず採取可能
細胞増殖力が高いこと 細胞増殖力が極めて高い
遺伝子損傷が低いこと 遺伝子損傷が少ない(タイムカプセル構造)
iPS細胞に用いることが可能であること 効率良くiPS細胞にできる

※骨髄バンクの課題・・・採取時の外科的侵襲  ※臍帯血バンクの課題・・・出産時にしか採取できない

●歯髄細胞バンクの利用例●



 歯髄細胞を利用した再生医療(治療)は、脳梗塞や脊髄損傷などの神経再生の研究が急速に進んでおります。一方、上記のように細胞
 バンクに冷凍保存する保管細胞の利用方法は、再生医療に限りません。できるだけ若くて健康な幹細胞(分身)を預けておくことで、万が
 一の備えとして役立ちます。例えば、「臍帯血バンクができなかったので」「うちは脳梗塞家系なので」「子供の放射線による健康被害が
 心配」「孫に乳歯バンクをプレゼントしたい」というような動機で細胞バンクを利用される方が増加しております。

 また、乳歯などの細胞を利用した病態解明(難病の原因究明)の研究にも取り組んでおり、歯髄細胞バンクは難病に対する医療技術の
 開発にも貢献いたします。


●歯髄細胞バンクのお申込みについて●

 歯髄細胞バンクのお申込みは、当医院又は、再生医療推進機構でお申込み
 頂けます。
 詳しくは、スタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。




お問い合わせ電話番号 082-208-0131


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